予算を立てるだけで満足していませんか?
比較しない予算ほど意味のないものはありません。予算と実績を比較し課題を把握、そこから対策を考えて実行し利益アップという結果が出てようやく意味があります。
予算管理はPDCAサイクルをいかに早く回していけるかが重要なポイントです。せっかくスタートした予算が「絵に描いた餅」で終わらないようにするためにも予算管理で上手くPDCAを回し安定経営に繋げましょう。
目次
予算管理におけるPDCA
予算管理を成功させるカギはPDCAを回せるかという点にかかっているといっても過言ではないでしょう。PDCAサイクルについて理解を深め確実に実行できるようにしていきましょう。
PDCAのPlan(計画する)
予算管理では、「計画する=予算作成」です。予算作成の方法は何通りもありますが、経営改善を目的とするのであれば、会社に必要な利益から導く「変動損益計算」による方法がおすすめです。(下図参照)
変動損益計算とは…
通常の損益計算では費用を「売上原価」、「販売費及び一般管理費」として扱いますが、変動損益計算では「変動費」、「固定費」に分類します。
- 変動費:売上(生産量・販売量)に比例して増減する費用
- 固定費:売上の増減に関係なく発生する一定額な費用
変動費と固定費の2つの費用に分けることで会社の業績の全体を捉え、会社が存続するために必要なお金(収支分岐点売上)も分かりやすくなります。
PDCAのDo(実行する)
予算達成のための計画を実行します。「〇月に1000個を販売する」「キャンペーンで500個限定販売」「各取引先に新たに5つ取引を増やす」など数字を意識した計画を立て各部署や担当チームまで割り振って実行すると後の検証が分かりやすいでしょう。
PDCAのCheck(チェックする)
予算達成したかをチェックします。この項目から実行率が低くなるので注意が必要です。物事を評価することに慣れていないかもしれませんが、立てた予算は比較してこそ意味があります。予算の達成、未達成にかかわらず必ずチェックしましょう。ポイントは冷静に原因を探ることです。
担当者を責めるような状況にせず、課題をあぶりだし次はどう対策を打てばよいのかをチームで話し合う体制を作って取り組んでください。
PDCAのAction(改善する)
チェックして分かった課題をすぐに改善しましょう。改善策がすぐに浮かばなくても予算と結果(実績)を比較することでいくつか仮説が立てられます。そもそも見込みが甘かったのか。競合他社がセールをしていたのか。トラブルがあったのか。最も考えられる可能性が高いものから改善していきましょう。
PDCAサイクルの回転数を上げていく
以上のようにPlan→Do→Check→Actionという流れで進めていきますが、Actionの後は改善策を立てて、Do(結果)→Check(チェック)→Action(改善策)で回すことになります。Check(チェック)で出てきた課題をどんどん改善していき、PDCAサイクルのペースを上げていくことで利益アップのノウハウを蓄積、改善の精度も上がります。
予実管理の導入はクラウドツールがおすすめ
クラウド予実管理ツールをお探しの方は、YOJiTSUをご利用ください。クラウド予実管理ツール「YOJiTSU」はその名の通り、予実管理により経営分析を行うツールです。
前期会計データをもとに、今期必要な目標利益から逆算した予算を自動算出します。手元資金を減らさずに借入金の返済、納税ができるための必要な売上高を明確にし、また将来に備えた繰越資金を考慮した目指すべき予算が簡単に作成できます。
クラウド予実管理ツール「YOJiTSU」で予算を見直し!導入費用と相場もご紹介
予算管理における「PDCAサイクル」についてご紹介しました。予算管理の基本は、Plan(計画する)→Do(実行する)→Check(チェックする)→Action(改善する)というPDCAサイクルです。
フィードバックを各社員に行う仕組みを整備し、改善策(Action)を無駄のないものにしていきましょう。
それでは予実管理をシステムで導入する場合はいくらぐらいなの?という方のために相場を調べてみました。一般企業向けにはクラウドの予実管理ツール・料金プランがあります。
N社のクラウド予算管理システム
基本料金 | 29,800円/月 |
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利用できるユーザー数 | 5ユーザー |
機能 | 予実管理・業績予測・キャッシュフロー予測・部門別予算管理 など |
F社のクラウド予算管理システム
基本料金 | 1,200,000円~/年+初期設定費用 |
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利用できるユーザー数 | 5ユーザーから購入可 |
機能 | 予算編成・決算予測・EXCEL連携・グループ業績管理 など |
O社のクラウド予算管理システム
基本料金 | 1ユーザーにつき14,400円/月 |
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利用できるユーザー数 | 10ユーザーから購入可 |
機能 | 予算編成・予実管理・タスク管理・経営計画・予測管理 など |
予算管理ツールの導入費用の相場は機能によっても異なりますが、月額で考えるとおおよそ数万円~十数万円と幅広いです。目的や必要な機能を考慮した上で、予算管理ツールを選ぶことが大切です。
YOJiTSUでは、初期費用0円・月額利用料のみで本格的な予実管理をご用意しています。
YOJiTSU スタンダードプラン
基本料金 | 5,500円/月(税込) |
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機能 | 予実管理・資金繰り予測・RPA機能STORY(分析資料の自動作成)・摘要分析・科目比較・部門比較・利益感度分析を用いた予算見直し・ローカルベンチマーク連動・Zチャート・MCSS連動 など |
導入開始から30日間は無料で利用できます。今ならサンプルデータですぐ体験ができる無料体験版もご用意していますので、ご興味のある方はぜひお試しください。
予実管理ソフトを導入する際のポイント
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運営会社 | 株式会社シスプラ |
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サービス名 | YOJiTSU |
代表者 | 椛澤均(カバサワ ヒトシ) |
設立 | 昭和63年4月 |
資本金 | 8000万円 |
事業内容 | ソフトウエア開発及び販売 |
URL | https://www.syspla.co.jp/ |