本日、新サービスとしてクラウド財務分析ツール「CHOBO」と、クラウド証憑保管サービス「DeNCHO」をリリースいたしましたのでお知らせします。
CHOBO(チョウボ)とは?
「CHOBO」はクラウド財務分析ツールです。会計事務所が記帳代行した財務データや顧問先が自社で入力した財務データを送信するだけで経営分析が可能となります。「CHOBO」 があれば、場所や時間を問わず自由にクラウド上で財務分析をする事ができます。
★CHOBOサービスサイト https://keeperclub.net/chobo/
DeNCHO(デンチョウ)とは?
「DeNCHO」は電子帳簿保存法(電子取引・スキャナ保存)に対応したクラウド証憑保管サービスです。注文書や領収書などの電子データや、レシートなどの紙の書類をスキャンしたデータを「DeNCHO」へ送信しておくだけで楽々対応できます。「KiCHO」と連携して、アップロードした証憑から自動で仕訳を作成することも可能です。
★DeNCHOサービスサイト https://keeperclub.net/dencho/
KEEPER Clubにログインし、クライアントマネージャーでデータ選択すると開く「サービス選択」は、これまで「KiCHO」のみ選択可能でしたが、本日より「CHOBO」と「DeNCHO」もお選びいただけるようになっております。
KiCHOの変更点
「KiCHO」はバージョンアップを行いました。これまでインポートできる証憑はレシート・領収書のみでしたが、請求書・納品書等のインポートに対応するなど、大幅に機能強化しております。
◎証憑仕訳変換
インポート>領収書
- AI-OCRを利用する/しないが選択できるようになりました。(但し、AI-OCRを利用するには事前にAI-OCRモニターにご応募いただく必要があります。)
インポート>請求書
- 請求書、納品書のインポートに対応しました。現段階ではインポートした証憑を見ながら入力していただく形になりますが、将来的にはAI-OCRによる読み取りにも対応します。
インポート>通帳
- 現段階では未対応のためご利用いただけませんが、将来的にAI-OCRにも対応する予定です。
インポート>その他
- 見積書、契約書、注文書など、その他証憑のインポートに対応しました。こちらはAI-OCRの対応予定はございませんので、証憑を見ながら入力していただく形になります。
仕訳変換
- DeNCHOからアップロードされた証憑をインポートして仕訳に変換できるようになりました。(DeNCHOで「仕訳変換する」を選んで証憑をアップロードするとKiCHOと連動して仕訳が作成されます。)
- 「一覧表示>全件・仕訳変換可能」に「自動で仕訳に変換しない」の項目を設けました。初期値はチェックOFFです。チェックOFFの状態で「仕訳変換可能」の証憑がインポートされると「仕訳変換」に留まることなく仕訳が作成されます。従来通り必ず確認してから仕訳を作成したい場合はチェックONにしてください。
- 「詳細表示>読取結果」に電話番号欄を設けました。領収書をAI-OCR読み取りした際に支払先の名称がロゴになっている場合など正確に読み取りできないケースがありましたが、電話番号が書かれている領収書については電話番号と訂正した支払先名が紐付けられるので、従来以上の精度で仕訳変換が可能になりました。
- 摘要欄下段を取引先欄としました。よって、今後「詳細表示>読取結果>支払先」は摘要欄下段にセットされることになります。
- 1税率に2以上のルールが登録できるようになりました。2以上ルールが存在する場合は「一覧表示>全件・仕訳変換可能」の「自動で仕訳に変換しない」がチェックONだとしても証憑は「仕訳変換」に留まります。金額の割り振りを行い仕訳に変換してください。
会計ソフト連携
仕訳インポート
- PCA会計(PCA)、勘定奉行(OBC)、大蔵大臣(応研)、e21まいスター(TKC)、ツカエル会計(ビズソフト)、フリーウェイ経理(フリーウェイジャパン)
仕訳エクスポート
- DeNCHOからアップロードされた証憑をインポートして作成された仕訳について、DeNCHO側のファイル№を仕訳の摘要欄に出力する/しないが選択できるようになりました。
会計帳簿
仕訳帳・総勘定元帳
- キーパー財務に準じたレイアウトに変更しました。
- PDF出力に対応しました。
- 証憑付き仕訳を検索できるようになりました。
- 一覧の右クリックに「KiCHO証憑削除」を追加しました。
合計残高試算表
- PDF出力に対応しました。
設定
設定>科目設定>
- 科目および補助の各種設定が変更可能にになりました。
- 特定科目(システム上特別な扱いとなる科目)の設定を追加しました。
- 科目および補助の並びを任意の順番に変更できるようになりました。
- 「当座資産合計」や「棚卸資産合計」といった集計項目名の変更が可能になりました。
設定>部門設定
- 部門管理する/しないの切り替えが可能になりました。
- 部門の追加および削除が可能になりました。
- 部門の並びを任意の順番に変更できるようになりました。
設定>消費税設定
- 「旧税率の使用」の項目を追加しました。
設定>環境設定
- 各種帳票の設定が変更可能になりました。
設定>変換ルール
- 「領収書/請求書/その他」の種別毎のルール表示、及びルールの編集に対応しました。
データ作成
データ作成
- PCA会計(PCA)、勘定奉行(OBC)、大蔵大臣(応研)、e21まいスター(TKC)、ツカエル会計(ビズソフト)、フリーウェイ経理(フリーウェイジャパン)、SMILE(大塚商会)、わくわく財務会計(コラボ)の試算表・仕訳をインポートしてデータを作成することができるようになりました。