仕訳変換

KiCHOでインポートした証憑ファイル、スマートフォンから撮影・送信した画像、及びDeNCHOで「仕訳変換する」を選択した証憑は、このメニューを経由して仕訳に変換されます。変換待ちの証憑ファイルがあるとサイドメニューにバッジが付きます。

■一覧表示・詳細表示共通

全件
仕訳変換可能
変換ルール未定
読取不良

「一覧表示」の場合に変更可能です。(「詳細表示」の場合は変更不可です。)「全件」は仕訳未変換の画像をすべて表示します。
「仕訳変換可能」は既存の仕訳変換ルールと合致した証憑、又は仕訳辞書と読取結果が1対1の証憑が分類されます。
「変換ルール未定」は日付・支払先:金額がすべて入力されている証憑のうち、既存の仕訳変換ルールと合致しない証憑(仕訳変換ルール未作成の証憑)が分類されます。
「読取不良」は日付・支払先:金額のいずれかが正常に読み取れなかった証憑が分類されます。

読取日

証憑画像をスマートフォンから送信した日、KiCHOで「インポート」した日、DeNCHOで「仕訳変換する」を選んだ日で抽出する場合に使用します。「詳細表示」中に変更すると「一覧表示」に切り替わります。

担当者 証憑画像をスマートフォンから送信した担当者、KiCHOで「インポート」した担当者、DeNCHOで「仕訳変換する」を選んだ担当者で抽出する場合に使用します。「詳細表示」中に変更すると「一覧表示」に切り替わります。
一覧表示
詳細表示
「一覧表示」は「仕訳変換可能|変換ルール未定|読取不良|全件」の選択に応じ、すべてのレシート・領収書画像を表示します。
「詳細表示」は「一覧表示」で選択したレシート・領収書画像(枠付きの画像)の読取結果と変換予定の仕訳を表示します。

■一覧表示

選択した読取結果を仕訳に変換 右上の○にチェックした証憑を一括で仕訳に変換します。(実際に仕訳に変換できるのは「仕訳変換可能」と表示された画像のみとなります。)
全選択
全解除
「全選択」をクリックすると、現在表示中の領収書・レシート画像全てにチェックします。
「全解除」をクリックするとチェックをすべて外します。
自動で仕訳に変換しない チェックONが初期値です。常にここで証憑を確認してから仕訳変換する場合はそのままの設定でご利用ください。1税率1金額の変換ルールと合致した場合など「仕訳変換可能」に分類された証憑を即仕訳に変換したい場合はチェックを外してご利用ください。
ゴミ箱 ○にチェックした領収書・レシート画像を一括で削除します。

■詳細表示(読取画像)

左上の+-をクリックすると領収書・レシート画像を画像を拡大・縮小します。
右上のアイコンをクリックすると領収書・レシート画像を別ウインドウで表示します。
「読取箇所をマークする」にチェックすると読み取り部分に赤枠が付きます。

詳細表示(読取結果)

証憑を参照しながら「日付」「支払先(請求元、相手先)」を入力し、「合計」=(「税込 10 %」+「税抜 10 %」+「消費税」)+(「税込 8 %」+「税抜 8 %」+「消費税」)+「非課税」となるよう金額を入力して「仕訳変換」をクリックすると仕訳が作成できます。
領収書・請求書の場合はAI-OCRが実行されると各項目に読取結果が自動でセットされます。

日付 証憑参照のうえ、会計期間内の日付を入力してください。
誤って会計期間外の証憑がインポートされた場合は右下のゴミ箱クリックで削除してください。
支払先(請求元・相手先) 証憑参照のうえ、取引の相手先の名称を入力してください。
適格請求書 登録番号の記載は無いものの、適格請求書として取扱い可能な証憑の場合にチェックします。
「適格請求書」がチェックONの状態で「仕訳変換」を押下すると、満額控除可能な消費税区分「課仕入」が10%仕訳、軽8%仕訳にセットされます。
「日付」が「2023/10/01」以降で「適格請求書」がチェックOFF且つ「登録番号」が空欄の状態で「仕訳変換」を押下すると、80%控除の経過措置用の消費税区分「課80仕」がセットされます。
電話番号 領収書でAI-OCRが実行されると電話番号の記載があれば自動でセットされます。必須項目ではありませんので空欄のままでも「仕訳変換」は可能です。
右側の「支払先(請求元)」ボタンをクリックすると「変換ルール」から電話番号に紐づけられた支払先名を「支払先(請求元)」欄にセットします。
登録番号 取引の相手先が適格請求書発行事業者の場合に、証憑記載の登録番号を入力します。
「登録番号」欄に入力がある状態で「仕訳変換」を押下すると、満額控除可能な消費税区分「課仕入」が10%仕訳、軽8%仕訳にセットされます。
「日付」が「2023/10/01」以降で「適格請求書」がチェックOFF且つ「登録番号」が空欄の状態で「仕訳変換」を押下すると、80%控除の経過措置用の消費税区分「課80仕」がセットされます。
「確認」をクリックすると、国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトを開き、「登録番号」欄に入力された番号が存在するかどうかが確認できます。
合計 「合計」≠「税込 10 %」+「税抜 10 %」+「消費税」+「税込 8 %」+「税抜 8 %」+「消費税」+「非課税」 の場合は訂正してください。
税込10%
税抜10%
消費税
 証憑参照のうえ、10%分の金額を入力してください。
「税込10%」+「税抜10%」+「消費税」の合計が仕訳金額になります。
10%・8%・非課税のうち2以上に金額が入ると「諸口」で仕訳が分解されます。
税込8%
税抜8%
消費税
証憑参照のうえ、8%分の金額を入力してください。
「税込8%」+「税抜8%」+「消費税」の合計が仕訳金額になります。
10%・8%・非課税のうち2以上に金額が入ると「諸口」で仕訳が分解されます。
非課税 証憑参照のうえ、非課税分の金額を入力してください。
10%・8%・非課税のうち2以上に金額が入ると「諸口」で仕訳が分解されます。
仕訳変換 会計期間内の「日付」・「支払先(請求元、相手先)」・「合計」=(「税込 10 %」+「税抜 10 %」+「消費税」)+(「税込 8 %」+「税抜 8 %」+「消費税」)+「非課税」」で仕訳変換可能な状態になり、ボタンが有効化します。読取結果を訂正した場合は必ずクリックしてください。
変換ルール 現時点で作成されている仕訳変換ルールを別ウインドウで表示します。開いた画面で編集可能です。
変換ルールは読取結果の「支払先(請求元・相手先)」・「電話番号」・「10%/8%/非課税」と、仕訳の「借方」・「貸方」・「摘要」(領収書の場合は「借方」・「摘要」)の紐づけによって作成されます。

詳細表示(仕訳)

仕訳日付 読取結果の「日付」がセットされます。
仕訳追加 クリックすると選択行の下に1行追加されます。仕訳は読取結果の税率毎(10%/8%/非課税)に作成されます。1税率で2以上の仕訳を作成したい場合は「行追加」をクリックします。
仕訳削除 クリックすると選択行が削除されます。
仮払消費税 「課仕入」など、課税仕入の消費税区分が使用された場合に各仕訳の「金額」欄の下の「消費税」欄の合計を10%と軽8%に区分して参考表示しています。
各仕訳の「金額」欄の下の「消費税」欄は「税込10%(8%)」+「税抜10%(8%)」+「消費税」の合計から割戻しています。証憑記載の消費税額と一致させる場合の確認用にご利用ください。
仮受消費税 「課売上」など、課税売上の消費税区分が使用された場合に各仕訳の「金額」欄の下の「消費税」欄の合計を10%と軽8%に区分して参考表示しています。
各仕訳の「金額」欄の下の「消費税」欄は「税込10%(8%)」+「税抜10%(8%)」+「消費税」の合計から割戻しています。証憑記載の消費税額と一致させる場合の確認用にご利用ください。
諸口残高 読取結果の税率が2以上、又は「現金支払」と「その他支払」の両方に金額があると「諸口」で仕訳を分解します。諸口に残高があると「仕訳を登録して次へ」はできません。
借方・貸方 摘要欄の▼をクリックすると、摘要上段から仕訳辞書を検索し仕訳の候補(領収書の場合は借方科目の候補)を表示します。候補から選択すると仕訳(領収書の場合は借方科目)がセットされます。候補から選択せず直接入力することも可能です。
借方・貸方部門 部門データの場合に表示されます。スマホから送信された場合はスマホID に登録された部門が初期値でセットされます。「領収書インポート」によって取り込まれた画像の場合はインポートを実行する時点で選択されていた部門が初期値になります。
金額 上段は読取結果の「税込10(8)%+税抜10(8)%+消費税」がセットされます。下段はうち10(8)%相当額がセットされます。読取結果の非課税に金額がある場合は上段にその額がセットされます。読取結果の10%・8%・非課税のうち2以上に金額が入ると「諸口」で仕訳が分解されます。
摘要 読取結果の「支払先(請求元・相手先)」が摘要下段にセットされます。
▼をクリックすると仕訳辞書から仕訳の候補(領収書の場合は借方科目の候補)が表示されます。
上段は取引内容、下段は取引の相手先の入力にご利用ください。
前へ 一つ前の証憑に戻ります。(現在の変更内容はクリアされます。)
仕訳を登録して次へ クリックすると仕訳を登録したうえで次の証憑に進みます。
はじめてインポートした証憑の場合は登録確認メッセージが表示されます。「はい」を選ぶと現在の設定で仕訳(領収書の場合は借方科目)を登録し、変換ルールを作成します。
ルールが適用された証憑で何も変更しなかった場合は確認メッセージは表示されません。
ルールが適用された証憑で仕訳(領収書の場合は借方科目)、摘要を訂正した場合は更新確認メッセージが表示されます。「はい」を選ぶと現在の設定で変換ルールを上書きします。
変換ルールは読取結果の「支払先(請求元・相手先)」・「電話番号」・「10%/8%/非課税」と、仕訳の「借方」・「貸方」・「摘要」(領収書の場合は「借方」・「摘要」)の紐づけによって作成されます。
次へ 次の証憑に進みます。(現在の変更内容はクリアされます。)
ゴミ箱 KiCHOでインポートした証憑でクリックすると実際にその証憑は削除されます。
DeNCHOで「仕訳変換する」を選択した証憑の場合はKiCHOからは削除されますが、DeNCHO側には残り、「仕訳変換しない」の選択に切り替わります。