連動コード

キーパー財務とKiCHO(CHOBO)の間で仕訳を送受信する場合はキーパー財務側のデータに「連動コード」を登録する必要があります。チェックボックスをONにすると「連動コード」が表示されます。「コピー」ボタンをクリックした後、キーパー財務を起動してメニュー画面まで進み、[データ通信>KEEPER Club仕訳受信(送信)]の「連動設定」ボタンより、コピーした「連動コード」を貼り付けしてください。

※全国税理士データ通信協同組合連合会版の場合は「キーパー財務」を「TACTiCS財務」にお読み替えください。

KEEPER Club仕訳送信の注意事項

Ver16.0.5以降のキーパー財務に搭載されている「KEEPER Club仕訳送信」は、キーパー財務の仕訳をKiCHO(CHOBO)に取り込むための機能です。以下ご注意の上ご利用ください。

  • キーパー財務の仕訳の内部で管理されている仕訳項目(証憑番号・事務所メモ・残高調整)、監査実行日、承認情報(キーパー医業会計)、連動情報(キーパー給与・日報入力・減価償却・期末一括税抜処理・現金出納帳・振替入力)は、取込後のKiCHO(CHOBO)の仕訳に引き継ぐことはできません。
  • キーパー財務側で「諸口」が補助ありの場合でも、KiCHO(CHOBO)は補助なしで取り込みます。
  • キーパー財務側の部門管理が「全科目に設定する」の場合は「損益科目に設定する」に置き換えて取り込みます。
  • キーパー財務側で本支店(医療法人データの場合は施設)が設定されている場合は現在選択中の支店(施設)の仕訳のみ取り込みます。
  • キーパー財務側で科目・補助・部門を追加した場合はKiCHO(CHOBO)にも同じ科目・補助・部門が自動で追加されます。
  • キーパー財務側で科目・補助・部門の設定を変更した場合はKiCHO(CHOBO)側も必ず同様の設定変更を行ってください。(キーパー財務側でのコード変更を行い、KiCHO(CHOBO)側でコード変更を行わなかった場合は新たな科目・補助・部門として自動追加になります。キーパー財務側で名称変更を行いKiCHO(CHOBO)で名称変更を行わなかった場合、キーパー財務側で名称変更を行った科目・補助・部門が使われた仕訳が送信されるまでKiCHO(CHOBO)側は旧名称のままとなります。)

KEEPER Club仕訳受信の注意事項

Ver16.0.5以降のキーパー財務に搭載されている「KEEPER Club仕訳受信」は、KiCHO(CHOBO)の仕訳をキーパー財務に取り込むための機能です。以下ご注意の上ご利用ください。

  • KiCHO又はDeNCHOにアップロードした証憑から変換した仕訳がキーパー財務に取り込まれた場合は、キーパー財務の仕訳にも証憑アイコンが表示されます。キーパー財務で証憑アイコンをクリックすると、その仕訳の元となった証憑が参照できます。
  • KiCHO又はDeNCHOにアップロードした証憑から変換した仕訳がキーパー財務に取り込まれた後、KiCHO(CHOBO)で証憑付きの仕訳を削除すると、キーパー財務側でも証憑の参照はできなくなります。
  • キーパー財務側の部門管理が「全科目に設定する」の場合、「KEEPER Club仕訳受信」は行えません。
  • KiCHO(CHOBO)側で科目・補助・部門の設定を変更した場合はキーパー財務側も必ず同様の設定変更を行ってください。(KiCHO(CHOBO)側での名称変更を除き受信できません。)
  • 科目・補助・部門の相違で受信できかなった仕訳はエラーログファイルに出力されます。キーパー財務側でエラー原因を調整後、「KEEPER Club仕訳受信」で「エラーログファイルを取り込む」を実行してください。

クライアントマネージャー

管理ID又はスタッフIDでログインすると、データ管理画面(=クライアントマネージャー)が開きます。

管理IDでログインした場合は全データを表示しますが、スタッフIDでログインした場合はそのIDで処理可能なデータのみ表示します。

①ログアウト

KeeperClubへログイン]に戻ります。

②ヘルプ

このヘルプが開きます。

ユーザー設定

以下を行う場合に使用します。詳細はタイトルをクリックしてご確認ください。
(スタッフIDでログインしている場合は「スタッフID設定」のみ利用可能です。)

シリアル・ID・パスワード
シリアル番号を確認する場合と、管理ID及びパスワードを確認・変更する場合にご利用ください。

ユーザー情報確認・変更
会社名やメールアドレス等、KEEPER Clubのご登録内容を表示します。移転や担当替えなど、変更が合った場合は訂正してください。

ご利用料金
基本10データ又は100データ、追加10データ又は100データ、スタッフID追加の料金と、管理ID配下の全データのオプション(共有IDAI-OCR容量追加)の料金を表示します。

支払方法変更
ご利用料金のお支払方法はクレジット決済又は口座振替になります。現在のお支払方法を変更する場合にご利用ください。
※全国税理士データ通信協同組合連合会版に本メニューはございません。

スタッフID設定
「スタッフID」はクライアントマネージャーにログインするためのIDです。5IDまでは無料で作成できますが、6ID目以降の追加は有料オプションのため月額利用料金が発生します。スタッフIDでログインした場合は自身のIDのみ編集可能です。

データ追加・解約
基本契約で10又は100データの処理が可能(10又は100社の会計処理が可能)です。不足する場合は10データ又は100データ単位で追加可能です。データ追加は有料オプションのため月額利用料金が発生します。

AI-OCR
KiCHO・DeNCHO共通の有料オプションです。お申し込みは100回単位です。オプションが有効になると、契約回数を上限に、KiCHO又はDeNCHOで証憑をアップロードする際に、日付・取引先・金額の自動読み取りが行われます。現在は領収書・請求書・納品書・通帳・カード明細に対応しています。ここで契約するAI-OCRの回数はクライアントマネージャーのすべてのデータで利用可能です。(KiCHO・CHOBO・DeNCHO・YOJiTSUホーム画面右上の「ユーザー設定」から契約するデータオプションのAI-OCRの回数は、契約したデータでのみ利用可能です。)

ご退会

基本10データ又は100データと、追加10データ又は100データの利用をすべて終了する場合にご利用ください。
不要な会計データを削除したい場合は「編集>ゴミ箱アイコン>データの初期化」を実行してください。

④全表示|YOJiTSU

「YOJiTSU」を選択すると予算作成済みのデータのみの表示になります。当月までの達成度合いと各月の進捗が一覧で把握できます。

⑤コード順

データ名の左側に顧問先管理コードが設定できます。この順で並び替えする場合にチェックします。

⑥ID追加

他社が管理するデータをクライアントマネージャーに加える場合に使用します。クリックすると「ID追加」が開きます。正しい共有ID(又はユーザーID)とパスワードを入力して「追加」を押下するとデータ行が追加されます。「ID追加」で共有IDを入力して追加された行は⑯の「運用」が「共有」になります。(ユーザーIDの場合は「一般」になります。)

⑦編集

データをリストから消去する場合に使用します。クリックするとゴミ箱アイコンが表示されます。削除したい顧問先データ行のゴミ箱アイコンをクリックすると、確認メッセージが表示されます。同意すると削除処理が実行されます。DeNCHOでアップロードした証憑も含めた削除になりますのでご注意ください。

⑧登録|選択

会計データ未作成の行は「登録」、作成済みの行は「選択」です。いずれの場合もボタン押下後は「サービス選択」が開きます。

「登録」クリック後の「サービス選択」でKiCHOを選ぶと、KiCHOの「データ作成」が始まります。CHOBO・DeNCHO・YOJiTSUを選ぶとそれぞれのデータ作成が始まります。

「選択」クリック後の「サービス選択」でKiCHOを選ぶと、KiCHOの「ホーム」に進みます。CHOBO・DeNCHO・YOJiTSUを選ぶとそれぞれのホームに進みます。

⑨コード

データに番号を付けて管理している場合はそのコードを登録します。クリックすると「コードの入力」が別ウインドウが開きます。

⑩データ名

データ作成済みの場合は名称が表示されます。
データ未作成の場合は「未登録」と表示されます。
変更する場合は「選択」をクリックしていずれかのサービスを選択し、「設定>基本設定」をご利用ください。

⑪担当

会計データのメイン担当者をリストから選択します。
管理IDでログインした場合は担当名右側に「・・・」が表示されます。押下すると「担当データ設定」が開き、「スタッフID設定」で登録した全スタッフが一覧で表示されます。その会計データの処理を認めるスタッフはチェックボックスONにします。メイン担当者はチェックボックスONのスタッフの中から選択します。

⑫利用状況

オレンジの枠は現在月を表しています。KiCHO又はCHOBOに仕訳が登録された月に色が付くので、現時点の進捗度合いが一覧で確認できます。
DeNCHOのみ使用するデータは証憑がインポートされた月に色が付きます。
④を「YOJiTSU」に変更すると、YOJiTSUで仕訳をインポートした月に色が付きます。

⑬進捗

最終仕訳月から現在月まで3~5ヶ月間仕訳が登録されない場合は注意マーク(赤色)が付きます。6ヶ月以上仕訳が登録されていない場合は警告マーク(黄色)になります。

⑭最終ログイン

データに最後にログインした日を表示します。

⑮空き容量

上段が空き容量、下段の括弧書きは契約容量です。空き容量が契約容量の10%を下回ると赤字で警告表示します。容量の追加は⑧の「選択」押下後、「サービス選択」よりいずれかのサービスのホーム画面に進み、「ユーザー設定>容量追加」より行ってください。

⑯運用

⑥の「ID追加」で共有IDを入力して追加された行は「共有」と表示されます。ユーザーIDで追加された場合は「一般」になります。それ以外のデータは空白です。

容量追加

「契約容量」=「基本容量」+「追加容量」です。
「基本容量」は、1社(1データ)のみ取扱い可能な「ユーザーID」配下のデータは10GB、複数社(複数データ)の取り扱いが可能な「管理ID」配下のデータは1GBです。
「使用容量」が「契約容量」を超えると「取引入力」「証憑仕訳変換」「取引明細仕訳変換」の機能が制限されます。データ容量が不足する場合は本オプションをお申し込みください。
KiCHO・CHOBO・DeNCHO・YOJiTSU共通の有料オプションで、ご利用料金は月額1,100円(税込)、10GB単位で追加できます。

※全国税理士データ通信協同組合連合会版の料金は所属単位組合にお問い合わせください。

最適化

データベースの最適化処理を実行します。クリックすると表示するメッセージで「実行」を選択すると処理が始まります。空き容量が増加する可能性がありますが、処理完了までに数十分かかるケースがあります。ご注意の上ご利用ください。

容量追加する

クリックすると「容量追加」が開きます。追加する容量を10GB単位で選択して「登録」をクリックします。最終確認メッセージで「同意する」にチェックして「はい」を選ぶと容量追加が実行されます。ご利用料金は容量追加を実行した月より発生します。

容量削除する

クリックすると「容量削除」が開きます。容量削除は翌月より実行されます。翌月から何GB減らすかを10GBで選択して「削除」をクリックします。最終確認メッセージで「同意する」にチェックして「はい」を選ぶと容量削除が実行されます。削除を実行した月の翌月から削除となりますので、回数削除を実行した当月分のご利用料金は発生します。「空き容量」を超える「容量削除」は実行できません。(「契約容量」が11GBで「使用容量」が2GBの場合に10GBの容量削除は実行できません。)

銀行通帳

銀行等の金融機関が作成した取引明細ファイルを読み込んで、仕訳に変換します。
取引明細ファイルに記載された摘要等を仕訳変換の判定材料とし、そこにKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)や返済予定表と割り当て、又は仕訳変換の条件を設定することにより、仕訳の入力を自動化します。

本メニューは2画面で構成されます。
1画面目の「銀行通帳の取込」では取引明細ファイルの指定と科目の定義など基本的な設定を行います。
2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」では、ファイルを読み込みした結果の表示と、仕訳に変換するための諸設定を行います。

銀行通帳の取込

①追加
取引明細ファイルの取り込みを行う金融機関を登録する場合に使用します。押下すると⑤の「パターン名」にカーソルが移るので、そのまま金融機関名等を入力してください。

②並べ替え
登録済みの金融機関(パターン)は登録順に並びます。ボタンを押下すると「並べ替え」ウインドウが開きます。パターン名をドラッグして「OK」すると並び順が変更されます。

③削除
登録済みの金融機関(パターン)を削除する場合に使用します。ボタンを押下すると表示する確認メッセージで「はい」を選ぶと削除処理を実行します。

④パターン名称
以前にインポートしたことがある金融機関(パターン)が一覧で表示されています。2回目以降はリストからその金融機関(パターン)を選択して、⑦にファイルをドラッグ&ドロップ、⑪の「インポート」を押下してください。
初めてインポートする場合は①の「追加」を押下して⑤に金融機関の名称を入力、⑥で科目・補助を指定して、⑦にファイルをドラッグ&ドロップ、⑧の「フィールドマッピング」を行った上で⑪の「インポート」を押下してください。

⑤パターン名
どの金融機関かが分かるよう名称設定してください。名称登録は⑩の「インポート」又は⑪の「登録」を押下した時点で行われます。

⑥科目/補助
取引明細ファイル自身の勘定科目(自科目)を選択します。選択した科目に補助が設定されている場合は補助科目の選択が必須になります。

⑦ファイルをこちらにドラッグ&ドロップ
金融機関が作成した取引明細ファイルを枠の中にドラッグ&ドロップ(又はグレーの枠をクリックし、「開く」の画面でファイルを選択)して⑩の「インポート」を押下すると、2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」に進みます。

フィールドマッピング
初めて取引明細ファイルをインポートする場合に必要な作業です。⑦で選択した取引明細ファイルがどのようにレイアウトされているかを定義します。ボタンを押下すると「フィールドマッピング」画面が開きます。
⑦で全銀フォーマットのファイルを選択した場合はフィールドマッピングは不要です。
ボタンを押下すると設定不要のメッセージが出ます。

⑨摘要×辞書の割り当てルール
2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」で、取引明細ファイルの摘要等と、KiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)や返済予定表と割り当て、又は仕訳変換の条件を設定することにより、仕訳の入力を自動化します。
ここでは取引明細ファイル上の摘要とどの辞書が割り当てられているかをルールとして一覧表示しています。

⑩編集
クリックすると⑨のルールの右側にゴミ箱アイコンが表示されます。不要なルールがあればゴミ箱アイコンをクリックしてください。確認メッセージで「はい」を選ぶと削除処理を実行します。

⑪インポート
⑦で選択した取引明細ファイルをインポートして仕訳を作成します。確認画面で「はい」を選ぶと取引明細ファイルのインポート処理を実行します。

⑫登録
⑪のインポートを実行する場合は押下不要です。インポートを実行せずに⑤~⑩の設定変更を保存する場合は必ず押下してください。

⑬インポート実行後すぐに未割当ルールを適用する
「未割当ルール」は、KiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)や返済予定表との割り当てがなく、条件設定した仕訳変換ルールのどれとも合致しない取引明細に適用するルールです。チェックONにすると⑪のインポートをクリックしてすぐに未割当ルールが適用されます。辞書等との割り当てや条件設定を追加したい取引がある場合はチェックを外してください。

取引明細ファイルのインポート 一覧

取引明細ファイルをインポートしました。
背景色がオレンジ色の箇所(科目・補助・部門欄)に入力すれば仕訳が完成しますが、以下の何れかを行うと、次回以降はインポートするだけで仕訳が自動で生成されます。

仕訳変換方法
(A)1取引明細ごとに⑭の「摘要辞書/取引先辞書/一括辞書/返済予定表」の何れかに割り当てする。
(B)②の「条件設定」を利用して仕訳変換のルールを作成する。
(C)③の「未割当の扱い」を利用して、(1)と(2)の何れにも該当しない取引明細を一括で仕訳に変換する。

①割り当て済み仕訳を表示
上記(A)~(C)の何れかによって仕訳に変換された取引明細は非表示です。このボックスにチェックすると、仕訳に変換された取引明細を含めて今回インポートしたすべての取引明細を表示します。

条件設定
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)及び返済予定表との割り当ては行わず、『〇〇〇と書かれている場合、科目は△△△はとする』といった仕訳変換条件を設定する場合に使用します。

未割当の扱い
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)及び返済予定表、②の条件設定の何れにも合致しなかった取引明細を一括で仕訳に変換する場合に使用します。

④仕訳追加(F5:仕訳追加)
選択行の下に1行追加します。1取引明細を2仕訳以上に分解する必要がある場合にご利用ください。

⑤不要
現金取引を仕訳入力した後で普通預金の取引明細をインポートすると、現金の普通預金への預け入れが重複します。インポートの必要がない取引明細行は「不要」にチェックして対象から外してください。(対象外の取引行はグレー表示になります。)

⑥ESC:キャンセル(キャンセル)
「取引明細ファイルのインポート 一覧」の画面を閉じます。「銀行通帳の取込」に戻ります。

⑦F2:通/決
日付欄にカーソルがあるときに有効です。押下すると日付欄下段が「空欄→決算→中決算」の順に切り替わります。本メニューでは日付欄下段は空欄(通常仕訳)でご利用いただくのが一般的です。

⑧F6:不要リスト
⑤の「不要」にチェックを入れた、仕訳に変換しない取引明細がリスト表示されます。

⑨F7:ルールリスト
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括入力)及び返済予定表との割り当てを一覧表示するウインドウが開きます。(「銀行通帳の取込」の「⑨摘要×辞書の割り当てルール」と同一です。)

⑩F8:ルール更新
押下すると「取引明細ファイルのインポート 一覧」を閉じて「銀行通帳の取込」に戻ります。今すぐ仕訳の変換は行わないけれどもこの画面に対して行った変更内容を保存したい場合は、⑥の「キャンセル」ではなく、こちらをご利用ください。

⑪F9:元帳
「銀行通帳の取込」の「科目/補助」で指定した科目の元帳(自科目の元帳)が開きます。「銀行通帳の取込」の「科目/補助」で補助まで指定した場合は補助元帳が開きます。

⑫取引明細ファイルの内容
現在選択中の取引明細行の「日付」「入金又は出金」「金額」と、「フィールドマッピング」で定義した「判定1~6」を表示します。「判定」の文字が多く枠の中に納まりきらない場合は⑬の「すべて表示」を押下してください。

⑬すべて表示
⑫の「取引明細ファイルの内容」で「判定」の文字が多く枠の中に納まりきらない場合に押下してください。

取引先辞書摘要辞書一括辞書返済予定表
現在選択中の取引明細行を「取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」のどれと紐付けするかをチェックボックスで選択して「割り当て」を押下します。

取引先辞書」又は「摘要辞書」チェックして「割り当て」を押下するとそれぞれの辞書が開きます。取引先・摘要を選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。次回以降は自動で割り当てられますが、「振込手数料」を設定した取引先・摘要を選択した場合は「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きますので、必要に応じて金額を訂正して「OK」してください。

一括辞書」にチェックして「割り当て」を押下すると、「仕訳入力」「仕訳帳」「総勘定元帳」で作成した「一括辞書」が開きます。現在選択中の取引明細行をどの分類に割り当てるかを選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きますので、必要に応じて金額を訂正して「OK」してください。「一括辞書」を選択した場合、次回以降も分類選択と「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面での金額訂正が必要になります。

返済予定表」にチェックして「割り当て」を押下すると「返済予定表」が開きます。現在選択中の取引明細行がどの借り入れに当るかを選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。次回以降は「返済予定表」の「返済日」「返済額」と、取引明細行の「日付」「金額」の一致で自動でどの借り入れに当るかを判定します。

取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」のどれとも割り当てせず、②の「条件設定」や③の「未割当の扱い」を利用して仕訳に変換することも可能です。

⑮OK
仕訳変換を実行します。借方・貸方の背景色がオレンジ色の明細行と、摘要の警告表示(赤色で記載)が無くなった状態で押下してください。

⑯重複仕訳をチェックする
チェックONで⑮の「OK」をクリックすると、今回作成される仕訳と日付・借方・貸方・金額が同一の仕訳(重複仕訳)が先に登録されているかどうかを確認します。
右側の歯車アイコンをクリックすると、日付と金額が重複する仕訳を確認するなど、重複の範囲を広げることが可能です。
実際に重複仕訳が登録されていた場合は確認メッセージで「今すぐ開く」を選択すると「仕訳重複確認」画面が開き該当仕訳が確認できます。「あとで確認する」を選ぶと次の証憑の仕訳変換に進みますが、サイドメニューの「仕訳のチェック>重複仕訳確認」に重複仕訳ありを表す「!」アイコンが付きます。

仕訳変換可

「不要」にチェックがある行を除くすべての取引明細行の文字色が青色で、借方・貸方の入力漏れ(オレンジで表示)が無ければ仕訳変換が可能です。

仕訳変換不可

借方・貸方に入力漏れがある場合(①)は以下の何れかを行ってください。
・直接入力する
・「不要」にチェックする
・「取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」の何れかに割り当てる
・「条件設定」を行う
・「未割当の扱い」を行う

摘要欄下段に赤色の警告表示がされている場合(②)は該当取引明細行をダブルクリックしてください。

分類を選択してください
一括辞書」が開きますので分類を選択してください。

金額が一致しません
「取引明細ファイルのインポート 内訳」が開きます。取引明細の金額と、「取引明細ファイルのインポート 内訳」の中の自科目の金額が一致するよう調整してください。

借り入れが見つかりません
「返済予定表に同一日付、同一金額、同一返済科目の返済が見つかりません。新しい返済予定表を作成するか、登録済みの返済予定表を訂正してください。」のメッセージが出ます。「OK」すると「返済予定表」が開きます。

仕訳入力

仕訳を連続して入力します。入力済みの仕訳は登録順に表示します。
取引日付・借方科目・貸方科目・金額・税率・税区分・摘要・取引先を入力又は確認することができます。
法人税法施行規則 五十五条及び別表二十、消費税法 三十条-8で定められた記載事項 (イ=取引先欄、ロ=取引日付欄、ハ=摘要欄、ニ=金額欄)が入力可能であり、入力した情報はすべて・PDFファイルとして出力できます。
保存されるデータは画像データではありません。
軽減税率対象取引は税率を「軽8%」として入力、参照、PDF出力することが可能です。

環境設定環境設定>入力設定」を表示します。仕訳を入力する際の日付欄や摘要欄の扱いが変更できます
②参照/入力「仕訳入力」を開くと「入力」が選ばれています。画面下部に「⑤入力行」を常時表示します。「④参照行」には入力済み・インポート済みの仕訳を登録順に表示します。
「参照」を選択すると「⑤入力行」は非表示となり、「④参照行」は仕訳日付順になります。詳細は「会計帳簿>仕訳帳」のヘルプをご覧ください。
設定変更は「集計」クリック後に反映します。
③集計②を変更した場合にクリックしてください。
④参照行②が「入力」の時は入力済み・インポート済みの仕訳が登録順に表示されています。
1仕訳のみ選択してダブルクリックすると「詳細」画面が開きます。選択仕訳の訂正・削除と関連仕訳の追加ができます。
1仕訳のみ、又は複数仕訳を選択した場合は右クリックで各種機能(選択仕訳のコピー、付箋のON/OFF、メモの追加・参照・削除、選択仕訳の合計金額表示、選択仕訳を一括辞書に登録、KiCHOでインポートした証憑の削除、選択仕訳の削除)が利用できます。
ご利用方法の詳細は画面下の「参照行」をご覧ください。
⑤入力行②で「入力」を選ぶと常時表示されます。
ご利用方法の詳細は画面下の「入力方法」「入力行の各項目」をご覧ください。

入力方法

仕訳の入力方法は以下5種類あります。

摘要優先入力
「日付」入力後に開いた摘要辞書で摘要を選択すると、その摘要に登録されている仕訳と摘要(上段)が自動で設定される入力方法です。「日付」にカーソルがある状態でF8キー押下で「F8:摘要優先」に切り換えると利用できます。

取引先優先入力
「日付」入力後に開いた取引先辞書で取引先を選択すると、その取引先に登録されている仕訳と摘要(上段)と取引先(下段)が自動で設定される入力方法です。
「日付」にカーソルがある状態でF8キー押下で「F8:取引優先」に切り換えると利用できます。

仕訳優先入力
日付→借方→貸方→金額→摘要(上段)→摘要(下段)の順に入力するオーソドックスな入力方法です。「日付」にカーソルがある状態でF8キー押下で「F8:仕訳優先」に切り換えると利用できます。

一括入力
上記の摘要優先・取引先優先・仕訳優先入力は1仕訳ずつの入力ですが、一括入力は給与支給のように何度も繰り返し発生する複合仕訳を一度に入力するための入力方法です。複合仕訳のパターンは最大100まで登録できます。一括辞書への登録は、参照行で保存したい仕訳を選択した状態で「F4:一括登録」又は右クリックから「一括辞書登録」を選択して行います。登録済みの一括辞書は「日付」にカーソルがある状態で「F4:一括入力」を押下すると利用できます。

仕訳コピー
入力済みの仕訳を流用して新規仕訳を入力できます。参照行で仕訳を選択した状態で「F3:行コピー」、又は右クリックから「仕訳コピー」を選択します。仕訳コピーは都度仕訳の選択が必要のため、何度も繰り返し発生する複合仕訳を一度に入力する場合は「一括入力」の方がお勧めです。

入力行の各項目

日付

「月」と「日」のどちらにカーソルを置くかは「環境設定>入力設定>日付>カーソル位置」で選択できます。

F2:通常/決算
通常仕訳/決算仕訳を切り替えます。「通常日付→決算→中決算」の順に切り替わります。「決算/中決算」は日付下段にセットされます。

F4:一括入力
給与支給のような複合仕訳を一度に入力できる「一括辞書」を呼び出します。

F5:訂正
参照行の最下行にカーソルを移します。上下キーで仕訳を選び、Enterキーを押下すると詳細ウインドウが開きます。

F6:前行複写
参照行の最下行と同一の仕訳が入力行にコピーされます。必要な個所を訂正しながらEnter又はTabキーで項目を進めてください。

F7:過去明細
別ウインドウで前期以前の仕訳帳が参照できます。どの期の仕訳帳を開くかを選択してOKしてください。前期以前の仕訳をコピーして当期の仕訳を入力することも可能です。

F8:摘要優先/取引優先/仕訳優先
入力方法を切り替えます。詳細は画面上の「入力方法」をご覧ください

F9:元帳
別ウインドウで総勘定元帳を開きます。

F10:試算表
別ウインドウで合計残高試算表を開きます。

F11:項目固定
「F8:仕訳優先」の場合に表示されます。次以降の仕訳も同じ日付の場合にクリックします。クリックすると日付が固定され、緑の枠が付きます。次以降の仕訳から入力がスキップされます。

借方/貸方科目・補助・部門・税

科目欄(上段左)は、科目名称又は「科目設定」で設定した「コード・キー1・キー2」を入力すると候補が表示されます。
補助科目欄(下段左)は、科目欄に入力した科目に補助が設定されていると入力可能になります。補助科目名称又は「科目設定」で設定した「コード・キー1・キー2」を入力すると候補が表示されます。
部門欄(下段中)は「部門設定」で「部門管理する」にチェックがあり、且つ科目欄に入力された科目が「部門範囲指定」の範囲内の場合に入力できます。部門名称又は「コード・キー1・キー2」を入力すると候補が表示されます。
消費税区分欄(上段右)は、仕訳優先入力の場合は「科目設定」で科目又は補助に登録されている消費税区分が初期値としてセットされます。摘要優先・取引優先入力の場合は辞書に登録されている税区分が初期値としてセットされます。名称又はコードを入力すると候補が表示されます。
税率欄(下段右)は消費税区分欄に課税の区分が入った場合に入力可能になります。税率は基本的には「10%」ですが、仕訳優先入力の場合は「科目設定」で軽減税率を使用する設定になっている科目(補助科目)を入力すると「軽8%」がセットされます。摘要優先・取引優先入力の場合は軽減税率を使用する設定になっている辞書を選択した場合は「軽8%」がセットされます。率を入力すると候補が表示されます。税率の切り替えは金額欄上段でF5キー押下でも可能です。

F4:リスト表示
科目・補助・部門・消費税税区分・税率の候補を表示します。

F11:項目固定
仕訳優先入力の場合に表示されます。次以降の仕訳も同じ科目・補助・部門・消費税税区分の場合にクリックします。クリックすると科目・補助・部門・消費税税区分固定され、緑の枠が付きます。次以降の仕訳から入力がスキップされます。

金額/消費税

金額の入力方法は「消費税設定>入力方法」で設定されています。
消費税欄(下段)の左が「込」の場合は、金額欄(上段)は消費税込の金額を入力してください。入力した金額と税率から下段の消費税額を自動計算します。
消費税欄(金額下段)の左が「抜」の場合は、金額欄(上段)は消費税抜きの金額(本体価格)を入力してください。入力した金額と税率から下段の消費税額を自動計算します。下段の消費税額と上段の本体額の合計が仕訳金額となります。
本体と消費税分を別仕訳として入力する場合は「税外」を選択します。2仕訳目として仮受消費税・仮払消費税仕訳の入力が必要になります。借方・貸方ともに消費税区分が課税でない場合は消費税欄(金額下段)の左は強制的に「外」になります。
「.(ピリオド)」で「000」が入力できます。
「-(マイナス)」で「10%→軽8%→8%→5%→3%」の順に税率変更が可能です。

F2:税込
金額の入力方法を「税込」に切り替えます。借方・貸方の何れかの消費税区分が課税の場合に有効です。

F3:税抜
金額の入力方法を「税抜」に切り替えます。借方・貸方の何れかの消費税区分が課税の場合に有効です。

F4:税外
金額の入力方法を「税外」に切り替えます。借方・貸方の何れも消費税区分が課税でない場合は「税外」で固定されます。

F5:税率変更
借方・貸方の何れかの消費税区分が課税の場合に有効です。「10%→軽8%→8%→5%→3%」の順に切り替わります。(旧税率の8%、5%、3%は「消費税設定>旧税率の使用」で使用設定が必要です。)借方・貸方科目欄下段右の税率欄でも変更可能です。

F6:税額変更
消費税欄(金額下段)の左が借方・貸方の何れかの消費税区分が課税の場合に有効です。クリックすると消費税欄(金額下段)の入力が可能になります。

F11:項目固定
仕訳優先入力の場合に表示されます。次以降の仕訳も同じ金額の場合にクリックします。クリックすると金額が固定され、緑の枠が付きます。次以降の仕訳から入力がスキップされます。

摘要/取引先

摘要優先入力の場合は摘要欄(上段)が日付入力後の摘要辞書で選んだ摘要がセットされます。
取引優先入力の場合は摘要欄(上段)と取引先欄(下段)に日付入力後の取引先辞書で選んだ摘要・取引先がセットされます。
仕訳優先入力の場合、及び摘要欄(上段)又は取引先欄(下段)が空欄の状態でカーソルが入った場合は「環境設定>入力設定>摘要・取引先」の設定により、通常の辞書(見出し付きの辞書)と連想辞書(入力中の仕訳に合致する摘要・取引先だけを抽出表示した辞書)のどちらを開くかが選べます。また、F4キーを押さずにカーソルが入った時点で自動で開くように設定することもできます。

F4:リスト表示
上段では摘要辞書、下段では取引先辞書が開きます。辞書は通常の辞書(見出し付きの辞書)と連想辞書(入力中の仕訳に合致する摘要・取引先だけを抽出表示した辞書)の2種類あります。「環境設定>入力設定>摘要・取引先」により、どちらの辞書を開くかが選べます。

F6:直前摘要/取引
一つ前の仕訳と同一の摘要(上段の場合)/取引先(下段の場合)がセットされます。会計データにログインしてからログアウトするまでの間に入力した摘要/取引先が有効です。(前回ログイン時の最後の仕訳の摘要/取引先を今回ログインの1仕訳目にセットすることはできません。)

F7:摘要/取引履歴
会計データにログインしてからログアウトするまでの間に入力した摘要/取引先履歴をリスト表示します。(前回以前のログイン時の入力した摘要・取引先は表示しません。)

F11:項目固定
仕訳優先入力の場合に表示されます。次以降の仕訳も同じ摘要/取引先の場合にクリックします。押下すると摘要/取引先欄が固定され、緑の枠が付きます。次以降の仕訳から入力がスキップされます。

参照行

入力行で「F5:訂正」押下すると、キー操作で参照行にカーソル移動できます。
参照行で「ESC:キャンセル」を押下すると、入力行の日付欄にカーソル移動しますので、そのまま連続入力モードに復帰できます。

F3:行コピー
選択行の仕訳を流用して仕訳を追加する場合に使用します。複数行の選択が可能です。押下すると「仕訳のコピー」が別ウインドウで開きます。同じパターンの仕訳を頻繁にコピーする場合は、仕訳パターンを最大100まで登録できる「F4:一括登録」がお勧めです。

F4:一括登録
選択行の仕訳を流用して仕訳を追加する場合に使用します。「F3:行コピー」はその都度療養したい仕訳を探して選択する必要がありますが、「F4:一括登録」は選択行の仕訳に名前を付けて保存できるので、同じパターンの仕訳を頻繁にコピーする場合は「F4:一括登録」から一括辞書として保存する方がお勧めです。保存済みの一括辞書は入力行の日付欄で「F4:一括入力」をクリックすることにより呼び出すことができます。

F5:削除
選択行の仕訳を削除します。複数行の選択が可能です。「F5:削除」押下後に表示する確認メッセージで「はい」を選択すると削除処理を実行します。削除済み仕訳は「取引のチェック>仕訳モニター」で参照可能です。また、「取引のチェック>仕訳モニター」では「F6:削除取消」で削除を有効仕訳とする(削除前の状態に戻す)ことも可能です。

F7:過去明細
押下すると、前期以前のどの期の仕訳帳を参照するかの確認画面が表示されます。選択のうえOKすると、過年度の仕訳帳が別ウインドウで開きます。「F3:行コピー」と「F4:一括登録」は過年度仕訳帳でも利用可能です。

右クリック

仕訳コピー
選択行の仕訳を流用して仕訳を追加する場合に使用します。複数行の選択が可能です。クリックすると「仕訳のコピー」が別ウインドウで開きます。同じパターンの仕訳を頻繁にコピーする場合は、仕訳パターンを最大100まで登録できる「一括辞書登録」がお勧めです。

付箋1/2
仕訳には2種類の付箋が付けられます、付箋は3色(赤青緑)ありますので適宜ご利用ください。付箋を外す場合も「仕訳右クリック>付箋1/2>外す」をご利用ください。複数仕訳を選択すると、同じ色の付箋を一度に貼ることができます。

メモ
仕訳にメモ書きする場合に使用します。1仕訳のみ選択した場合に有効です。

合計金額
選択行の仕訳の計を表示する場合に使用します。2仕訳以上を選択した場合に有効です。

一括辞書登録
選択行の仕訳を流用して仕訳を追加する場合に使用します。「仕訳コピー」はその都度療養したい仕訳を探して選択する必要がありますが、「一括辞書登録」は選択行の仕訳に名前を付けて保存できるので、同じパターンの仕訳を頻繁にコピーする場合は「一括辞書登録」から一括辞書として保存する方がお勧めです。保存済みの一括辞書は入力行の日付欄で「F4:一括入力」をクリックすることにより呼び出すことができます。

KiCHO証憑削除
DeNCHOにアップロードした証憑は削除不可(ゴミ箱移動は可)ですが、KiCHOでインポートした証憑は削除可能です。「証」欄にオレンジ色のアイコンの付いた仕訳にはKiCHOでインポートした証憑が紐づけられています。選択した仕訳の範囲にオレンジ色のアイコンがあると「*枚の証憑を削除します。よろしいですか?」の確認メッセージが表示されます。「はい」を選ぶと証憑の削除が実行されます。

仕訳削除
選択行の仕訳を削除します。複数行の選択が可能です。「F5:削除」クリック後に表示する確認メッセージで「はい」を選択すると削除処理を実行します。削除済み仕訳は「取引のチェック>仕訳モニター」で参照可能です。また、「取引のチェック>仕訳モニター」では「F6:削除取消」で削除を有効仕訳とする(削除前の状態に戻す)ことも可能です。

仕訳重複確認

日付・借方・貸方・金額が同一の仕訳(重複仕訳)を表示します。同じ取引が2回以上あるわけではなく、実際に重複している場合はいずれか片方の仕訳を訂正又は削除してください。仕訳の訂正は仕訳ダブルクリックすると開く「詳細」画面で行います。仕訳を削除する場合は「F5:削除」又は「詳細」画面のゴミ箱アイコンをクリックしてください。
サイドメニューの「仕訳のチェック>重複仕訳確認」から「仕訳重複確認」画面を開いた場合は入力済みのすべての仕訳を対象に重複仕訳を表示します。
「証憑仕訳変換」で「通帳」「カード明細」から仕訳を作成する場合、及び「取引明細仕訳変換>銀行通帳クレジットカード」で仕訳を作成する場合も設定により「仕訳重複確認」画面が開くことができますが、この場合は全仕訳ではなく、そこで作成された仕訳のみを対象に重複仕訳を表示します。

①環境設定
環境設定>入力設定」を表示します。仕訳を入力する際の日付欄や摘要欄の扱いが変更できます。「環境設定>出力設定」では仕訳番号の表示・非表示を設定できます。

②PDF
現在の画面の状態を「仕訳帳(重複仕訳確認)」としてPDF形式でファイル出力する場合に使用します。クリックすると「印刷設定」が開きます。消費税の扱いと月毎に改ページするかどうかを選択して「OK」するとPDFファイルがダウンロードされます。

③設定
クリックすると開く「設定」画面では「期間」「重複確認科目・補助」「重複確認項目」が指定できます。
「期間」を指定して「OK」すると、画面表示がその期間に合致する重複仕訳だけに絞られます。
「重複確認科目・補助」は「選択なし」が選ばれている場合と、すべての科目が選ばれている場合は、ともにすべての仕訳を対象に画面表示します。(利用例:「普通預金に入金される売上金額は別のお客様から同日に同額が入金されるケースが多々あるため重複仕訳の対象外としたい」場合は「普通預金」と「売上」をチェックOFFにしてください。)
「重複確認項目」は「日付」「借方」「貸方」「金額」のすべてチェックONが初期値ですが、日付と金額の重複を重複仕訳と判断するなど、一部項目をチェックOFFとすることで重複仕訳の範囲を広げることが可能です。

④集計
画面に表示されている仕訳を訂正、又は削除することにより重複仕訳でなくなったとしても、画面に仕訳は残ります。「集計」をクリックすると③の「設定」に従って再集計しますので、訂正又は削除により重複でなくなった仕訳は非表示になります。

⑤F5:削除
2重に入力されたことにより重複仕訳として表示されている場合は、いずれか片方の仕訳を選択して「F5:削除」をクリックしてください。

サイドメニューの「!」アイコンについて

「証憑仕訳変換」で「通帳」「カード明細」から仕訳を作成する場合、及び「取引明細仕訳変換>銀行通帳クレジットカード」で仕訳を作成する場合に仕訳の重複の有無を確認することができます。
重複確認の結果、実際に仕訳が重複していた場合は「重複仕訳確認」画面を「今すぐ開く」か「あとで確認する」を確認するメッセージが出ます。「あとで確認する」を選ぶとサイドメニューの「仕訳のチェック>重複仕訳確認」に重複仕訳ありを表す「!」アイコンが付きます。
「!」アイコンはサイドメニューから「重複仕訳確認」画面を開くと消えます。

クレジットカード

信販会社、ECサイト等が作成した取引明細ファイルを読み込んで、仕訳に変換します。
取引明細ファイルに記載された摘要等を仕訳変換の判定材料とし、そこにKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)や返済予定表と割り当て、又は仕訳変換の条件を設定することにより、仕訳の入力を自動化します。

本メニューは2画面で構成されます。
1画面目の「クレジットカードの取込」では取引明細ファイルの指定と科目の定義など基本的な設定を行います。
2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」では、ファイルを読み込みした結果の表示と、仕訳に変換するための諸設定を行います。

クレジットカードの取込

①追加
取引明細ファイルの取り込みを行う信販会社等を登録する場合に使用します。押下すると⑤の「パターン名」にカーソルが移るので、そのまま名称を入力してください。

②並べ替え
登録済みの信販会社等(パターン)は登録順に並びます。ボタンを押下すると「並べ替え」ウインドウが開きます。パターン名をドラッグして「OK」すると並び順が変更されます。

③削除
登録済みの信販会社等(パターン)を削除する場合に使用します。ボタンを押下すると表示する確認メッセージで「はい」を選ぶと削除処理を実行します。

④パターン名称
以前にインポートしたことがある信販会社等(パターン)が一覧で表示されています。2回目以降はリストからその信販会社等(パターン)を選択して、⑦にファイルをドラッグ&ドロップ、⑪の「インポート」を押下してください。
初めてインポートする場合は①の「追加」を押下して⑤に信販会社等の名称を入力、⑥で科目・補助を指定して、⑦にファイルをドラッグ&ドロップ、⑧の「フィールドマッピング」を行った上で⑪の「インポート」を押下してください。

⑤パターン名
どの信販会社等かが分かるよう名称設定してください。名称登録は⑩の「インポート」又は⑪の「登録」を押下した時点で行われます。

⑥科目/補助
取引明細ファイル自身の勘定科目(自科目)を選択します。選択した科目に補助が設定されている場合は補助科目の選択が必須になります。

⑦ファイルをこちらにドラッグ&ドロップ
信販会社等が作成した取引明細ファイルを枠の中にドラッグ&ドロップ(又はグレーの枠をクリックし、「開く」の画面でファイルを選択)して⑩の「インポート」を押下すると、2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」に進みます。

フィールドマッピング
初めて取引明細ファイルをインポートする場合に必要な作業です。⑦で選択した取引明細ファイルがどのようにレイアウトされているかを定義します。ボタンをクリックすると「フィールドマッピング」画面が開きます。

⑨摘要×辞書の割り当てルール
2画面目の「取引明細ファイルのインポート 一覧」で、取引明細ファイルの摘要等と、KiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)や返済予定表と割り当て、又は仕訳変換の条件を設定することにより、仕訳の入力を自動化します。
ここでは取引明細ファイル上の摘要とどの辞書が割り当てられているかをルールとして一覧表示しています。

⑩編集
クリックすると⑨のルールの右側にゴミ箱アイコンが表示されます。不要なルールがあればゴミ箱アイコンをクリックしてください。確認メッセージで「はい」を選ぶと削除処理を実行します。

⑪インポート
⑦で選択した取引明細ファイルをインポートして仕訳を作成します。確認画面で「はい」を選ぶと取引明細ファイルのインポート処理を実行します。

⑫登録
⑪のインポートを実行する場合は押下不要です。インポートを実行せずに⑤~⑩の設定変更を保存する場合は必ずクリックしてください。

⑬インポート実行後すぐに未割当ルールを適用する
「未割当ルール」は、KiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)、返済予定表が割り当てられておらず、条件設定した仕訳変換ルールのどれとも合致しない取引明細に適用するルールです。チェックすると⑪のインポートをクリックしてすぐに未割当ルールを適用します。辞書と割当を行いたい取引がある場合はチェックを外します。

取引明細ファイルのインポート 一覧

取引明細ファイルをインポートしました。
背景色がオレンジ色の箇所(科目・補助・部門欄)に入力すれば仕訳が完成しますが、以下の何れかを行うと、次回以降はインポートするだけで仕訳が自動で生成されます。

仕訳変換方法
(A)1取引明細ごとに⑭の「摘要辞書/取引先辞書/一括辞書/返済予定表」の何れかに割り当てする。
(B)②の「条件設定」を利用して仕訳変換のルールを作成する。
(C)③の「未割当の扱い」を利用して、(1)と(2)の何れにも該当しない取引明細を一括で仕訳に変換する。

①割り当て済み仕訳を表示
上記(A)~(C)の何れかによって仕訳に変換された取引明細は非表示です。このボックスにチェックすると、仕訳に変換された取引明細を含めて今回インポートしたすべての取引明細を表示します。

条件設定
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)及び返済予定表との割り当ては行わず、『〇〇〇と書かれている場合、科目は△△△はとする』といった仕訳変換条件を設定する場合に使用します。

未割当の扱い
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括辞書)及び返済予定表、②の条件設定の何れにも合致しなかった取引明細を一括で仕訳に変換する場合に使用します。

④仕訳追加(F5:仕訳追加)
選択行の下に1行追加します。1取引明細を2仕訳以上に分解する必要がある場合にご利用ください。

⑤不要
インターネット通販サイトの取引を仕訳入力した後、クレジットカードの取引明細をインポートすると、インターネット通販サイトのクレジット決済が重複します。インポートの必要がない取引明細行は「不要」にチェックして対象から外してください。(対象外の取引行はグレー表示になります。)

⑥ESC:キャンセル(キャンセル)
「取引明細ファイルのインポート 一覧」の画面を閉じます。「クレジットカードの取込」に戻ります。

⑦F2:通/決
日付欄にカールがあるときに有効です。押下すると日付欄下段が「空欄→決算→中決算」の順に切り替わります。本メニューでは日付欄下段は空欄(通常仕訳)でご利用いただくのが一般的です。

⑧F6:不要リスト
⑤の「不要」にチェックを入れた、仕訳に変換しない取引明細がリスト表示されます。

⑨F7:ルールリスト
⑭のKiCHOの辞書(摘要辞書・取引先辞書・一括入力)及び返済予定表との割り当てを一覧表示するウインドウが開きます。(「銀行通帳の取込」の「⑨摘要×辞書の割り当てルール」と同一です。)

⑩F8:ルール更新
押下すると「取引明細ファイルのインポート 一覧」を閉じて「銀行通帳の取込」に戻ります。今すぐ仕訳の変換は行わないけれどもこの画面に対して行った変更内容を保存したい場合は、⑥の「キャンセル」ではなく、こちらをご利用ください。

⑪F9:元帳
「銀行通帳の取込」の「科目/補助」で指定した科目の元帳(自科目の元帳)が開きます。「銀行通帳の取込」の「科目/補助」で補助まで指定した場合は補助元帳が開きます。

⑫取引明細ファイルの内容
現在選択中の取引明細行の「日付」「入金又は出金」「金額」と、「フィールドマッピング」で定義した「判定1~6」を表示します。「判定」の文字が多く枠の中に納まりきらない場合は⑬の「すべて表示」を押下してください。

⑬すべて表示
⑫の「取引明細ファイルの内容」で「判定」の文字が多く枠の中に納まりきらない場合に押下してください。

取引先辞書摘要辞書一括辞書返済予定表
現在選択中の取引明細行を「取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」のどれと紐付けするかをチェックボックスで選択して「割り当て」を押下します。

取引先辞書」又は「摘要辞書」チェックして「割り当て」を押下するとそれぞれの辞書が開きます。取引先・摘要を選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。次回以降は自動で割り当てられますが、「振込手数料」を設定した取引先・摘要を選択した場合は「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きますので、必要に応じて金額を訂正して「OK」してください。

一括辞書」にチェックして「割り当て」を押下すると、「仕訳入力」「仕訳帳」「総勘定元帳」で作成した「一括辞書」が開きます。現在選択中の取引明細行をどの分類に割り当てるかを選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きますので、必要に応じて金額を訂正して「OK」してください。「一括辞書」を選択した場合、次回以降も分類選択と「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面での金額訂正が必要になります。

返済予定表」にチェックして「割り当て」を押下すると「返済予定表」が開きます。現在選択中の取引明細行がどの借り入れに当るかを選択(無ければその場で追加)して「OK」してください。次回以降は「返済予定表」の「返済日」「返済額」と、取引明細行の「日付」「金額」の一致で自動でどの借り入れに当るかを判定します。

取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」のどれとも割り当てせず、②の「条件設定」や③の「未割当の扱い」を利用して仕訳に変換することも可能です。

⑮OK
仕訳変換を実行します。借方・貸方の背景色がオレンジ色の明細行と、摘要の警告表示(赤色で記載)が無くなった状態で押下してください。

⑯重複仕訳をチェックする
チェックONで⑮の「OK」をクリックすると、今回作成される仕訳と日付・借方・貸方・金額が同一の仕訳(重複仕訳)が先に登録されているかどうかを確認します。
右側の歯車アイコンをクリックすると、日付と金額が重複する仕訳を確認するなど、重複の範囲を広げることが可能です。
実際に重複仕訳が登録されていた場合は確認メッセージで「今すぐ開く」を選択すると「仕訳重複確認」画面が開き該当仕訳が確認できます。「あとで確認する」を選ぶと次の証憑の仕訳変換に進みますが、サイドメニューの「仕訳のチェック>重複仕訳確認」に重複仕訳ありを表す「!」アイコンが付きます。

仕訳変換可

「不要」にチェックがある行を除くすべての取引明細行の文字色が青色で、借方・貸方の入力漏れ(オレンジで表示)が無ければ仕訳変換が可能です。

仕訳変換不可

借方・貸方に入力漏れがある場合(①)は以下の何れかを行ってください。
・直接入力する
・「不要」にチェックする
・「取引先辞書」「摘要辞書」「一括辞書」「返済予定表」の何れかに割り当てる
・「条件設定」を行う
・「未割当の扱い」を行う

摘要欄下段に赤色の警告表示がされている場合(②)は該当取引明細行をダブルクリックしてください。

分類を選択してください
一括辞書」が開きますので分類を選択してください。

金額が一致しません
「取引明細ファイルのインポート 内訳」が開きます。取引明細の金額と、「取引明細ファイルのインポート 内訳」の中の自科目の金額が一致するよう調整してください。

借り入れが見つかりません
「返済予定表に同一日付、同一金額、同一返済科目の返済が見つかりません。新しい返済予定表を作成するか、登録済みの返済予定表を訂正してください。」のメッセージが出ます。「OK」すると「返済予定表」が開きます。

STORY通知アドレス登録

YOJiTSU専用機能です。KiCHOのみご利用の場合は利用できません。

KiCHOとYOJiTSUを併用する場合にYOJiTSUで仕訳取込完了後、STORYが完成した旨の通知を送信するメールアドレスが最大5まで登録できます。

「テスト送信」を押下するとテストメールが配信されます。メールアドレスが正しく登録されたことを確認する場合にご利用ください。

退会する

ユーザーIDでログインした場合(クライアントマネージャーでユーザーIDを「ID追加」したデータを選択した場合含む)に表示されます。KiCHO・CHOBO・DeNCHO・YOJiTSUの全サービスの利用を終了する場合にご利用ください。

退会処理を実行すると、退会処理月の翌月1日よりログイン不可になります。
当月末日まではログイン可能ですが、ご利用サービスやオプション(共有IDAI-OCR容量追加)の変更は不可になります。
月額利用料は退会処理月までの課金となります。

クライアントマネージャーから選択したデータにはデータ単位で「退会する」という概念はありません。(但し、クライアントマネージャーで「ID追加」したデータは除く)
不要なデータはクライアントマネージャーで「編集>ゴミ箱アイコン>データの初期化」を実行してください。