株式会社シスプラと全国税理士データ通信協同組合連合会は、株式会社シスプラが開発した統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club」を全国税理士データ通信協同組合連合会専用版にカスタマイズし製品提供することで合意しました。

2024年8月8日

• 財務会計・給与計算パッケージソフトメーカーの株式会社シスプラ (本社所在地：群馬県高崎市、代表取締役社長：椛澤 均、以下シスプラ)と全国税理士データ通信協同組合連合会（本社所在地：東京都渋谷区、会長：浅井和夫、以下全国データ）は、税理士業務のDX化や効率化、生産性向上を目的として統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club 全国税理士データ通信協同組合連合会版（以下KEEPER Club全国データ版）」を同会を構成する全国9単位税理士データ通信協同組合を通じて所属組合員に製品提供することで合意いたしました。今後は2024年10月1日リリースを目途に「KEEPER Club全国データ版」の開発を進める予定です。

  

• 統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club 全国税理士データ通信協同組合連合会版」とは

  統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club全国データ版」は電子帳簿保存法対応の証憑保管ツール「DeNCHO」、仕訳自動作成ツール「KiCHO」、財務分析ツール「CHOBO」、予実管理ツール「YOJiTSU」の4つのコンテンツにより構成され、共通のプラットフォーム上でシームレスに連携することで業務効率化から経営分析までワンストップで実現します。また顧問先の進捗を一元管理できるモニタリングツール「クライアントマネージャー」を利用することで、証憑書類の収集、仕訳入力にかかるコストの削減等、業務の大幅な効率化を実現することができます。




• 合意の背景

  インボイス制度の導入、電子帳簿保存法の義務化など会計業務のDX化による効率化が重要視されている昨今、税理士業界では多くの事務所が旧態依然としたやり方から脱却できないのが現状です。顧問先である中小企業・小規模事業者もITツール導入の遅れやコストの課題があります。そのためこれら多くの課題を解決するための最適なツールとして統合型クラウド財務管理システム「KEEPER Club全国データ版」を所属組合員向けに提供することとなりました。また、既に全国データで提供している財務会計ソフト「TACTiCS財務」の開発元であるシスプラに依頼する事で「TACTiCS財務」との連携もスムーズに行われる点も大きなメリットとなり、今回の合意となりました。