コロナ後に企業の本当の試練がやってくる!!

コロナ後は絶対に赤字経営は許されない

新型コロナウィルス感染拡大の第一波は漸く収束の兆しが見えてきたようです。第二波の感染拡大を警戒しながらも徐々に経済活動は戻り始めてきました。緊急事態宣言に伴い、様々な金融支援が国や自治体から打ち出されたことにより、多くの企業が危機を切り抜けたかのように見えますが、中小企業の本当の試練はこれからやってきます。

まず、「借りた金は返さなければならない」という事は子供でも分かる常識です。ところが意外と分かっていないことは「借入金の返済は利益によって得られたキャッシュによってのみ可能」だという事です。つまり借入金の返済金額以上に利益(税引後利益)が出ていないと借入金を返済するお金が足らなくなり、資金繰りが続かなくなるという事です。赤字経営では借入金の返済はできないし、当然借入金の積み増しもできないので倒産するしかないということになってしまいます。今回緊急融資を受けた企業の経営者は今後絶対に赤字経営は許されないという現実を認識し、何が何でも黒字経営をするという覚悟が求められます。

クラウド予算実績管理システム『YOJiTSU』に 資金繰り管理機能を搭載!!

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う活動自粛により、緊急に資金調達が必要となった中小企業・小規模事業所を支援する目的で、弊社は現在会計事務所に対し『YOJiTSU』を無償提供しております。この取り組みを行うにあたり、先々のキャッシュフローがどう推移するのかを予測する「資金繰り管理機能」を急遽開発し『YOJiTSU』に搭載しました。借入金の返済予定表や売上債権の回収サイト等を登録することで、現在の状況と最大59か月先までのキャッシュフローの推移を予測し、グラフ化することができます。キャッシュは企業経営の血液です。いつどれだけ輸血すればいいのか、止血するだけで間に合うのかは事実に裏付けされた数値によってのみ判断できます。1社でも多くの企業が『YOJiTSU』を活用することで、このピンチを切り抜けてくれることを願っております。

クラウド予算実績管理システム『YOJiTSU』を全国の会計事務所に期間限定で無償提供︕︕

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急デジタル支援のお知らせ

弊社は中小企業・小規模事業者に対する緊急デジタル支援として、クラウド予算実績管理システム『YOJiTSU』会計事務所スペシャルパックを全国の会計事務所に対し、無償提供するための受付を開始いたしました。今回の緊急デジタル支援では以下の3つを目的として『YOJiTSU』を活用していただきます。尚、会計事務所スペシャルパックは最大10名のスタッフが同時に作業を行い、1つのIDで数10社分の分析資料を作成できます。

<YOJiTSU活用の目的>

  1. 今回緊急融資を受けた場合、返済のために月々どの位の売上が必要となるかを予算として数値化する(予算書作成)
  2. 現状ではどの程度売上が不足しているかを把握する(成績表作成)
  3. 今後売上が〇〇%減少した場合、キャッシュフローの推移はどうなるかを予測する(予測資金繰り予定表作成)