東京商工リサーチは、2021年2月の全国の企業倒産件数が前年同月比31.5%減の446件となり、8か月連続で前年実績を下回ったと発表しました。2月としては過去50年で最小の記録だそうです。これは当然ながら企業の業績が改善したわけではありません。新型コロナ感染拡大に伴う大規模な公的支援により一時的に資金繰りが救済されたものです。借りた金は返さなくてはならないことは当然ですが、返済猶予が1年とすれば、そろそろ借入金の返済が始まります。そして借入金の返済は利益で得たキャッシュでしか行えません。いよいよ倒産時限爆弾の導火線に火が付きます。いったい今の借入金を返済していくためには、いくら売上があればいいのでしょうか?それを知るには変動損益計算の知識が必要です。知識の無い人は是非「YOJiTSU」をご利用ください。