摘要を選択することにより、その摘要に登録されている仕訳と摘要(上段)が自動で設定される入力方法です。
「日付」にカーソルがある状態でF8キー押下で「F8:摘要優先」に切り換えると利用できます。
摘要優先入力の入力手順
①日付
日付を入力してEnter又はTabキーを押下します。
②摘要辞書>分類
摘要辞書が開きます。摘要辞書左側の分類欄が選択されています。これから選択する摘要が収められている分類を選択してEnterキーを押下します。
③摘要辞書>摘要
摘要辞書右側にカーソルが移ります。摘要を選択してEnterすると、摘要辞書が閉じて入力行に戻ります。入力行の借方/貸方は、選択した摘要に登録されている科目・補助・部門・税区分・税率ごその通りセットされ、「金額」欄にカーソルが移ります。(選択した摘要に登録されている仕訳が不完全な場合は「科目・補助・部門」欄にカーソルが残ります。)
摘要辞書に選択したい摘要が無い場合は「F2:追加」で新しい摘要辞書を作成します。先頭行の「>>>摘要を自動登録する」を選んでEnterすると、摘要辞書が閉じて入力行に戻ります。そのまま借方・貸方・金額・摘要(上段)を埋めて入力を完成させると、摘要(上段)が自動で辞書に登録されます。
④金額
金額を入力します。
⑤摘要(上段)
③で選択した摘要がセットされています。「入力時に編集する」設定の摘要を選択した場合は指定した位置でにカーソルが置かれています。(「入力時に編集する」設定でない摘要の場合はスキップして⑥取引先(下段)に進みます。)
「F4:リスト表示」で通常の摘要辞書(見出し付きの辞書)と連想摘要辞書(入力中の仕訳に合致する摘要だけを抽出表示した辞書)を再度呼び出しすることもできますが、そこで摘要辞書を選択した場合に先に選択した摘要を後から選択した摘要に置き換えるのか、それとも先に選択した摘要の前後に後から選択した摘要を追加するかは「環境設定>入力設定>摘要・取引先>辞書選択後の挙動」で指定できます。
⑥取引先(下段)
「環境設定>入力設定>取引先項目>初期値」の設定により、通常の取引先辞書(見出し付きの辞書)、又は連想摘要辞書(入力中の仕訳に合致する摘要だけを抽出表示した辞書)が開きます。
「環境設定>入力設定>取引先項目>カーソル移動」が「自動で開く」設定の場合は空欄の状態でカーソル移動すると同時に辞書が開きます。「手動で開く」設定の場合は「F4:リスト表示」をクリックすると開きます。
辞書から選択、又は直接入力してEnter又はTabを押下します。
⑦確認
確認画面でEnterを押下(又は「登録する」をクリックすると入力完了です。日付欄にカーソルが戻り、次の仕訳の入力待機状態になります。(「環境設定>入力設定>仕訳登録確認」で「確認画面を表示する」設定を外している場合は⑦をスキップするため⑥で入力完了です。)